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2013 年度 研究成果報告書

川崎病の冠動脈病変と酸化ストレス

研究課題

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研究課題/領域番号 23791195
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児科学
研究機関東海大学

研究代表者

菅沼 栄介  東海大学, 医学部, 講師 (60408010)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード川崎病冠動脈炎 / LCWE / 酸化ストレス / Nrf2遺伝子 / Keap1遺伝子
研究概要

川崎病の冠動脈病変と酸化ストレスの関連性については不明な点が多い。今回酸化ストレスに感受性を示すNrf2遺伝子欠損(KO)マウスに対してLCWEを腹腔内投与し冠動脈炎を誘発しワイルドタイプ(WT)と比較した。予想に反してNrf2KOマウスの冠動脈炎と血清の炎症性サイトカインはともに有意な抑制をみた。Nrf2KOマウスの末梢血中マクロファージは超急性期に強く誘導される一方で亜急性期は脾臓におけるアポトーシスが著明に亢進していた。つまりNrf2遺伝子は抗酸化ストレス作用による抗炎症作用と脾臓におけるアポトーシスの抑制による炎症の遷延化という2つの側面を持つという新たな発見があった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Nrf遺伝子欠損マウスはLCWE誘導性冠動脈炎を抑制する2014

    • 著者名/発表者名
      菅沼栄介、松田晋一、中村英明、関根佳織、新村文男、望月博之
    • 学会等名
      第50回日本小児循環器学会学術集会
    • 発表場所
      岡山(口演発表予定)
    • 年月日
      2014-07-03

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公開日: 2015-06-25  

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