研究課題
若手研究(B)
生後早期のラットに対する少量Dexamethasone (DEX)の影響をin vivo、in vitro両面で調べた。行動実験では、DEX群で能動回避学習試験での学習障害に加えてオープンフィールドテストで多動傾向を認めた。免疫組織学的検討では、DEX群の海馬において、cleaved caspase 3陽性細胞が有意に増加するのに対し、phospho H3陽性細胞が有意に減少しており、アポトーシス誘導、細胞新生の抑制が認められた。In vitroでは、DEX群において低濃度でも有意に細胞数が減少した。細胞死(LDH)については有意差を認めなかった。
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Early Hum Dev
巻: 89(5) ページ: 283-8
10.1016/j.earlhumdev.2012.10.007