研究課題
若手研究(B)
新生児の血液浄化療法では事前に回路内を血液で充填する。回路内に充填するための濃厚赤血球・5%アルブミン混合血液中のIL-6、IL-1β、TNF-αといった炎症性サイトカイン濃度は低値であり、使用する血液浄化器がポリスルフォン膜でもポリメチルメタクリレート膜でもその濃度が上昇することはなかった。また、いずれの膜においても混合血のナトリウム、カリウム、カルシウム、糖、乳酸、重炭酸は20分以上の透析で改善した。