研究課題
若手研究(B)
壊死性腸炎は、早産児おいて最も重篤な合併症のひとつである。早産児にプロバイオティクスを投与することで、壊死性腸炎の発症率が低下する。このため、多くの新生児集中治療室において、プロバイオティクスが使用されているが、その投与方法は多様化しているのが現状である。本検討の結果、賦形剤としてデキストリンが用いられている場合は、蒸留水での溶解が浸透圧の面から最適と考えられた。また、早産児へのプロバイオティクス投与は、投与終了後も腸内細菌叢に影響を及ぼすことが確認された。
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小児科診療
巻: Vol75, No9 ページ: pp.1578-1585