研究課題
若手研究(B)
Skn-1はPUOドメイン蛋白に属し表皮細胞特的に発現される転写因子であり、表皮細胞の分化や増殖に重要な役割を果たしていることが示唆されている。転写因子は細胞質で翻訳されるが働く場は核であるため、その核移行のメカニズムの解析は重要である。近年、組織や細胞特異的に転写因子の核移行がコントロールされている報告も多い。しかし、Skn-1表皮細胞での核移行を詳細に研究した報告はない。本研究の目的は表皮の分化、増殖に重要な転写因子のSkn-1の表皮での役割や機能を明らかにするために、Skn-1の核移行のメカニズムや調節の解析に焦点をあてる。その結果、Skn-1の核移行シグナルが表皮細胞の分化や増殖に関連することが示唆された。
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