研究課題
若手研究(B)
ランゲルハンス細胞(LC)を含め樹状細胞が皮膚からリンパ節へ異動する最重要なケモカインであるCCL19およびCCL21はLCからのTh2ケモカインであるCCL17の産生を増強し、LCへのTh2細胞の遊走を増加させることでTh2反応の促進に関わることが示唆された。LCはアトピー性皮膚炎のようなTh2疾患の病態において重要な役割を果たす抗原提示細胞と考えられており、これらの疾患におけるケモカインをターゲットとした治療戦略を考える上で有意義な結果である。