研究課題
若手研究(B)
悪性黒色腫細胞株において、幹細胞様性質をもつ細胞を同定するための検討を行った。ABCB5陽性細胞、 CD271陽性細胞は、ABCB5陰性細胞やCD271陰性細胞と比較してNOD-SCIDマウスにおいて高い腫瘍形成能を示した。またPKH染色による色素保持細胞(label retaining cell) は高いsphere形成能を示し、かつCD271およびABCB5を高発現していた。これらの結果から、label retaining cellは幹細胞様性質を持つ細胞集団を含んでいると考えられた。これらの細胞のさらなるエピゲノム解析が、悪性黒色腫の新しい治療標的の発見に有用であると考えられた。
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J Gastroenterol
巻: (Epub ahead of print)
10.1007/s00535-013-0861-7
Am J Pathol
巻: 181 ページ: 1847-61
10.1016/j.ajpath.2012.08.007