研究課題
若手研究(B)
16型ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)を用いて、E1ウイルス蛋白質が初期複製・後期複製に必須であるが維持複製には必須でないことを示した。抗ウイルス薬としてE1阻害剤の開発が試みられているが、E1阻害剤の効果は限定的である可能性がある。この過程で開発した実験系を用いて、HPVの任意の蛋白質の機能を生活環の中で検討することが可能となった。組織学的に細胞内封入体をもつ、特異な「型特異的細胞変性効果」を示す扁平疣贅より新型HPV126を発見しゲノム全長をクローニングし報告した。
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Journal of Virology
巻: 86(6) ページ: 3276-3283
DOI:10.1128/JVI.06450-11
Virology
巻: 422 ページ: 99-104
DOI: 10.1016/j.virol.2011.10.011