研究課題/領域番号 |
23791327
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
岡田 俊 名古屋大学, 医学部附属病院, 准教授 (80335249)
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研究協力者 |
宇佐美 政英 国立国際医療研究センター, 国府台病院, 医師
杉山 由佳 名古屋大学, 医学部附属病院精神科, 医師
森川 真子 名古屋大学, 大学院医学系研究科
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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キーワード | 行動障害 / 社会認知 / 実行機能 / 神経基盤 / コピー数変異 / 併存障害 / 薬物療法 / 行動療法 |
研究成果の概要 |
本研究では、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、うつ病の児童・青年を対象とした質問紙調査により、社会生活の困難が注意欠如・多動症、反抗挑発症、ならびに一部は自閉スペクトラム症特性や抑うつ状態と関連していることを報告し、発達障害特性と社会的行動障害の関連を示した。そのうえで、社会的行動障害を示す発達障害や精神疾患の視線方向認知、眼球運動、実行機能障害などを調べた。加えて、ゲノムサンプリングを行い解析結果を報告した。社会的行動障害に対する治療方略について、先行研究を展望するとともに、これらの神経生物学的基盤との関連を見ることで、テーラーメイド治療が可能になることを示し、若干の指針を発表した。
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自由記述の分野 |
児童精神医学
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