研究課題
若手研究(B)
【目的】末梢血白血球中の複数の遺伝子発現パターンを利用したうつ病の診断バイオマーカーの検討を行った。【対象・方法】25名の未治療のうつ病患者と性・年齢をマッチさせた25名の健常対照者を対象とし、40の候補遺伝子の遺伝子発現パターンに基づいて、うつ病と健常対象者を弁別することを試みた。【結果】うつ病で有意に発現量の変化が認められた13の遺伝子の発現量を用いてMDD-scoreを算出し、うつ病と健常対象者との弁別を試みたところ、感度:72% , 特異度:84%で両者を弁別することが可能であった。【考察】うつ病診断におけるバイオマーカーとして末梢血白血球の遺伝子発現パターンが利用できる可能性を示すものである。
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