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2013 年度 研究成果報告書

高齢者手術における術後せん妄発生と炎症の関連について

研究課題

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研究課題/領域番号 23791353
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 精神神経科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

原 厚子  順天堂大学, 医学部, 助教 (00330861)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード術後せん妄 / 抗コリン活性 / 手術侵襲 / 炎症
研究概要

術後せん妄は予後を左右する大きな因子の一つであるが、その発生機序は未だ不明である。本研究では食道癌手術および胃癌手術を受ける患者を対象に、周術期の血清抗コリン活性(Serum anticholinergic activity: SAA)と術後せん妄の発生の関係について調べた。観察した34名のうち14名に術後せん妄を認めた。せん妄群と非せん妄群の間で、術前のSAAの値に有意差はなかったが、術前にSAA(+)で術後もSAA(+)またはSAA(±)であった数はせん妄群で有意に高かった。
本研究から、周術期の抗コリン活性の推移と術後せん妄の関連が示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 超音波ガイド下頸動脈洞神経ブロックを用いて管理した二期的頸動脈ステント留置術の1症例2013

    • 著者名/発表者名
      森田善仁,原厚子,山口敬介,山本宗孝,大石英則,井関雅子,稲田英一
    • 雑誌名

      麻酔62

      巻: 5 ページ: 613-618

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公開日: 2015-06-25  

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