研究課題
若手研究(B)
当初ファントム実験を1.5T、3T装置で行った後、健常ボランティアにて女性骨盤部撮影を行ったが、腸管の蠕動に伴うアーチファクトにより評価困難となる領域が広く解析可能な画像が得られなかった。このため、次年度より信号変化の確認しやすい子宮筋腫を対象に検討を行った。結果、子宮筋腫では正常筋層よりもECRは高い傾向が示され、筋腫内部の密な平滑筋細胞により、正常筋層よりも自由水が少ないことが示唆された。まだ症例数は少ないが、筋腫の変性の程度、画像ではT2強調像の信号の程度とECR値の相関をとらえることにより、今後、ECRの臨床的な意味づけが可能となると考えられる。
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