研究課題
若手研究(B)
放射線照射によってDNA二重鎖切断依存的に損傷シグナル伝達経路の活性化に伴って細胞死など様々な生物反応が誘導されている。近年では、その損傷シグナルが増幅されることで効果的に細胞死を誘導する事が示唆されてきた。本研究課題では損傷シグナルの増幅度合が正常細胞に比べてがん細胞で低下している事、損傷シグナルの増幅に細胞周期依存性がある事を明らかにした。今後、シグナル増幅の詳細な分子機構が明らかになる事で、がん細胞特異的な放射線増感作用を高め、効果的な放射線治療法の開発が期待される。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
Oxidative Medicine and Cellular Longevity
巻: 2012 ページ: 8
DOI:10.1155/2012/310534
International Journal of Radiation Oncology,Biology, Physics
巻: 83 (2) ページ: e241-250
DOI:10.1016/j.ijrobp.2011.12.003
Neuro Report
巻: 23 (5) ページ: 290-293
DOI:10.1097/WNR.0b013e3283509a79
Biochemical and Biophysical Research Communication
巻: 416 ページ: 111-118
DOI:10.1016/j.bbrc.2011.11.006
Journal of Radiation Research
巻: 52 ページ: 766-774
DOI:10.1269/jrr.10164
PLos One
巻: 6 (4) ページ: e19354
DOI:10.1371/journal.pone.0019354
http://www2.idac.tohoku.ac.jp/dep/path/