研究課題
若手研究(B)
1頭のサルに対してMPTPの投与を開始したところMPTP累積投与量1.0mg/kgにおいて運動機能が著しく障害され自発的に運動することが困難になった。ここで線条体DAT結合能を計測したところ、MPTP投与前の約5%まで低下していたため、運動機能障害の原因と考えられた。このような運動機能が著しく障害された個体が得られたため遂行機能障害の検出が困難となったが、MPTPに対する感受性について事前評価をする必要性や低用量反復投与によるPDモデル作成について検討する必要性が示唆された。
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Neuroscience research
巻: 73巻 ページ: 61-67
DOI:10.1016/j.neures.2012.02.007