研究課題/領域番号 |
23791495
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
眞田 幸弘 自治医科大学, 医学部, 助教 (60406113)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | テロメア / 胆道閉鎖症 |
研究概要 |
胆道閉鎖症の肝移植時の肝細胞のテロメア長の測定を26例に対して施行してきた。現段階でテロメア長の短縮の程度と肝細胞の障害程度として現在代用している蛋白合成能やビリルビン値、凝固機能(PELDスコア:Pediatric end-stage liver disease)を比較検討したところ、両者(テロメア長とPELDスコア)に相関関係にある結果が得られている。今後も症例を重ね、その関係性をより確実なものにしていこうと考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在まで胆道閉鎖症の肝移植時の肝細胞のテロメア長の測定を26例に対して施行してきた。現段階でテロメア長の短縮の程度と肝細胞の障害程度として現在代用している蛋白合成能やビリルビン値、凝固機能(PELDスコア:Pediatric end-stage liver disease)を比較検討したところ、両者(テロメア長とPELDスコア)に相関関係にある結果が得られている。今後も症例を重ね、その関係性をより確実なものにしていこうと考えている。目標症例数は50例であり、研究期間が2年未満の現段階では順調に研究を実施できていると判断している。
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今後の研究の推進方策 |
今後も症例を重ね、各年齢別の肝組織(正常剖検例)のテロメア長の測定と、胆道閉鎖症の肝組織標本の採取とテロメア長の測定を継続していく。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成24年度以降は、各年齢別の肝組織(正常剖検例)のテロメア長の測定と、胆道閉鎖症の肝組織標本の採取とテロメア長の測定を継続する。得られた結果を検討、解析する。また、学会発表、英文論文の作成、結果の発表を行う。
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