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2014 年度 研究成果報告書

外科侵襲下における褐色脂肪細胞分化機構の解明と代謝亢進状態改善の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 23791500
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科学一般
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

葉 季久雄  慶應義塾大学, 医学部, 共同研究員 (00327644)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードSurgical metabolism / Hypermetabolism / 褐色脂肪組織
研究成果の概要

ラット肩甲骨間褐色脂肪組織の形態解析の結果、熱傷負荷により褐色脂肪組織中に含まれる褐色脂肪細胞の比率が増大し、何らかの細胞が褐色脂肪細胞へと分化誘導していることが示唆された。各々の褐色脂肪細胞においては、細胞あたりのミトコンドリア数が増大していた。
網羅的遺伝子解析の結果、ラット肩甲骨間褐色脂肪組織において、TNF、NFκBの発現が増大し、Lipid metabolismが亢進していた。褐色脂肪組織の分化に関しPGC1αが関与していることが示唆され、熱傷等による代謝亢進状態改善にかかわる新規治療薬開発において、ターゲットとなりうる可能性が示された。

自由記述の分野

外科侵襲学

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公開日: 2016-06-03  

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