研究課題
若手研究(B)
潰瘍性大腸炎(UC)および家族性大腸腺腫症(FAP)の手術治療は、大腸全摘・回腸嚢肛門吻合術(IPAA)が標準術式となっているが、合併症として回腸嚢炎が知られている。回腸嚢炎の原因はいまだはっきりしておらず、これらの病態の解明が、両疾患そのものの病態の解明につながる可能性を秘めている。本研究では、(1)潰瘍性大腸炎または家族性大腸腺腫症に対してIPAAを施行した症例を対象に経時的変化を追い、回腸嚢炎を発症した症例における遺伝子変化の検討、および、(2)正常小腸粘膜と正常大腸粘膜の遺伝子発現プロファイルの検討、および(3)回腸間置マウスを作成しSham群との遺伝子発現の差異の検討を目的とした。
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Journal of Gastroenterology
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外科
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