癌幹細胞様細胞を狙ったＮｏｔｃｈシグナル阻害による胆道癌新規分子標的治療の確立

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23791514
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 消化器外科学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 水間 正道 東北大学, 大学病院, 助教 (80578675)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• キーワード: Notch / 癌幹細胞様細胞 / 胆管癌

研究概要

各種悪性腫瘍においてNotchシグナルの関与が報告されておりNotchシグナルを標的とした新規がん治療に期待が寄せられているが、胆道癌にNotchシグナルが関与するか否かは明らかになっていない。本研究で、肝外胆管癌切除標本においてNotchシグナル関連因子を免疫組織化学において検討したところ、Notchシグナル関連因子を発現している症例を認めた。本研究結果から肝外胆管癌にNotchシグナルが何らかのかたちで関与していることが示唆される。

研究成果

• [雑誌論文] Potential utility of eGFP-expressing NOG mice (NOG-EGFP) as a high purity cancer sampling system (2012)
  • 著者名/発表者名: Shima K, Mizuma M, et al
  • 雑誌名: J Exp Clin Cancer Res 巻: 31 ページ: 55
  • DOI: 10.1186/1756-9966-31-55
  • 査読あり
• [学会発表] 蛍光NOGマウスの異種移植モデルを用いた高純度癌細胞サンプリングシステム (2013)
  • 著者名/発表者名: 嶋健太郎、水間正道、ほか
  • 学会等名: 第113回日本外科学会定期学術集会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2013-04-13
• [学会発表] Utility of xenograft models using NOG-eGFP mice for a high quality sampling system of Pancreato-Biliary cancer cells (2012)
  • 著者名/発表者名: Shima K, Mizuma M, et al
  • 学会等名: International Hepato-Pancreato Biliary Association 2012
  • 発表場所: Paris , France
  • 年月日: 2012-07-03
• [学会発表] An attempt to establish a high quality sampling system of cancer cells using a xenograft model of NOG-EGFP mice (2011)
  • 著者名/発表者名: 嶋健太郎、水間正道、ほか
  • 学会等名: 第70回日本癌学会学術集会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2011-10-03