内在性神経幹細胞の虚血後急性期応答解析

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23791612
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 脳神経外科学
• 研究機関: 横浜市立大学
• 研究代表者: 立石 健祐 横浜市立大学, 横浜市立大学, 助教 (00512055)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 内因性神経幹細胞 / 虚血後応答 / 中枢神経

研究概要

全脳虚血ラツトモデルの作成並びに内在性神経幹細胞の虚血後急性期応答解析を行った。本研究では海馬CA1領域に焦点を絞り解析を行ったが、有意な神経細胞増殖を示すには至らなかった。成長因子投与量、投与期間などの実験手法によるものか、強い虚血負荷侵襲によるものか、更には現実的治療オブションとしての意義に欠けるものなのか、研究期間内での結論づけは困難であった。 これらの疑問点解明のための研究継続が必要であると考えられた。

研究成果

• [雑誌論文] 62Cu-diacetyl bis (N4-methylthiosemicarbazone) PET in human gliomas: Comparative study with 18F-fluorodeoxyglucose and L-methyl-11C-methionine PET (2013)
  • 著者名/発表者名: Tateishi K, Tateishi U, Nakanowatari S, Ohtake M, Minamimoto R, Suenaga J, Murata H, Kubota K, Inoue T, Kawahara N
  • 雑誌名: AJNR Am J Neuroradiol 巻: (in press)
  • 査読あり
• [雑誌論文] Upregulating mutations in the TERT promoter commonly occur in adult malignant gliomas and are strongly associated with total 1p19q loss (2013)
  • 著者名/発表者名: Arita H, Narita Y, Fukushima S, Tateishi K, Matsushita Y, Yoshida A, Miyakita Y, Ohno M, Collins VP, Kawahara N, Shibui S, Ichimura k
  • 雑誌名: Acta Neuropathol 巻: (in press)
  • 査読あり
• [雑誌論文] Application of 62Cu-diacetyl-bis (N4-methylthiosemicarbazone) PET imaging to predict highly malignant tumor grades and hypoxia-inducible factor-1alpha expression in patients with gliomas (2013)
  • 著者名/発表者名: Tateishi K, Tateishi U, Sato M, Yamanaka S, Kanno H, Murata H, Inoue T, Kawahara N
  • 雑誌名: AJNR Am J Neuroradiol 巻: 34 ページ: 92-9
  • 査読あり
• [雑誌論文] 18F-Fluoride PET/CT allows detection of hyperostosis and osseous involvement in meningioma (2013)
  • 著者名/発表者名: Tateishi U, Tateishi K, Shizukuishi K, Shishikura A, Murata H, Inoue T, Kawahara N
  • 雑誌名: initial experience. Clin Nucl Med 巻: 38 ページ: e125-31
  • 査読あり
• [雑誌論文] 3D手術顕微鏡を用いた 神経外科手術教育 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,川原信隆
  • 雑誌名: 神経外科速報 巻: 22 ページ: 664-669
• [雑誌論文] 高齢者中枢神経系原発悪性リンパ腫の治療成績と課題 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,菅野洋,川原信隆
  • 雑誌名: Geriatric Neurosurgery 巻: 24 ページ: 27-33
• [雑誌論文] 3次元脳神経外科手術の展望 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐, 川原信隆
  • 雑誌名: Brain Nursing 巻: 12 ページ: 20-22
• [学会発表] Multi-tracer PETイメージングに基づくglioma病態解析 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐, 末永潤, 中野渡智, 大竹誠, 池谷直樹, 村田英俊, 佐藤秀光, 立石宇貴秀, 川原信隆
  • 学会等名: 第30回日本脳腫瘍学会
  • 発表場所: グランドプリンスホテル広島(広島県)
  • 年月日: 2012-11-26
• [学会発表] 複数の分子イメージングを併用したglioma治療戦略 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐, 立石宇貴秀, 大竹誠, 池谷直樹, 中野渡智, 井上登美夫, 川原信隆
  • 学会等名: 第71回日本脳神経外科学会学術総会 (シンポジウム)
  • 発表場所: 大阪国際会議場(大阪府)
  • 年月日: 2012-10-18
• [学会発表] 分子イメージングを用いた glioma治療戦略 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐, 立石宇貴秀, 中野渡智, 大竹誠, 池谷直樹, 井上登美夫, 川原信隆
  • 学会等名: 第17回日本脳腫瘍の外科学会 (シンポジウム)
  • 発表場所: ホテルニューグランド(神奈川県)
  • 年月日: 2012-09-08
• [学会発表] 脳神経外科領域における 3D 映像システムの検証 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐, 川原信隆
  • 学会等名: 第17回日本脳腫瘍の外科学会 (イブニングセミナー)
  • 発表場所: ホテルニューグランド(神奈川県)
  • 年月日: 2012-09-07
• [学会発表] Application of ^Cu-ATSM PET imaging to predict highly malignant grades and hypoxia-inducible factor-1α expression in patients with glioma (2012)
  • 著者名/発表者名: Tateishi K, Tateishi U, Nakanowatari S, Suenaga J, Murata H, Kawahara N
  • 学会等名: The 27th Japan Neurosurgical English Forum
  • 発表場所: 石川県立音楽堂(石川県)
  • 年月日: 2012-07-27
• [学会発表] Posterior transpetrosal approach を用いた頭蓋底腫瘍の手術症例検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,日暮雅一,末永潤,佐藤充,高瀬創,善積哲也,中野渡智,村田英俊,横山高玲 , 川原信 隆
  • 学会等名: 第24回日本頭蓋底外科学会
  • 発表場所: 東京ドームホテル (東京都)
  • 年月日: 2012-07-11
• [学会発表] 脳神経外科手術教育を目的とした3次元手術顕微鏡の術中応用 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,佐藤充,大竹誠,池谷直樹,善積哲也,末永潤,川原信隆
  • 学会等名: 第12回日本術中画像情報学会(シンポジウム)
  • 発表場所: つくば国際会議場(茨城県)
  • 年月日: 2012-07-08
• [学会発表] Grade II glioma に対するMET-PET の意義 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,佐藤充,末永潤,菅野洋,川原信隆
  • 学会等名: 第21回脳神経外科手術と機器学会
  • 発表場所: ホテル阪急インターナショナル (大阪府)
  • 年月日: 2012-03-20
• [学会発表] Grade II glioma に対するMET-PET の意義 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,佐藤充,末永潤,菅野洋,川原信隆
  • 学会等名: 第35回日本脳神経 CI学会総会
  • 発表場所: パシフィコ横浜(神奈川県)
  • 年月日: 2012-03-03
• [学会発表] 症候性脳放射線壊死に対し第3 項先進医療によるBevacizumab治療を施行した一例 (2012)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,菅野洋,水本斉志,坪井康次,宮武伸一,川原信隆
  • 学会等名: 第23回神奈川脳腫瘍フォーラム
  • 発表場所: ホテルプラム(神奈川県)
  • 年月日: 2012-03-02
• [学会発表] ^Cu-ATSM PET を用いた glioma 低酸素イメージング (2011)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,中野渡智,山田幸子,菅野洋,立石宇貴秀,井上登美夫,川原信隆
  • 学会等名: 第29回日本脳腫瘍学会
  • 発表場所: 下呂温泉水明館(岐阜県)
  • 年月日: 2011-11-27
• [学会発表] ここまで進歩した-最新の脳神経外科手術- (2011)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,川原信隆
  • 学会等名: 横浜市立大学市民医療講座
  • 発表場所: 横浜情報文化センター(神奈川県)
  • 年月日: 2011-11-10
• [学会発表] Histopathological characteristics of high grade glioma by methionine cut off value (2011)
  • 著者名/発表者名: Tateishi K, Yamada S, Kanno H, Yamanaka S, Inayama Y, Kawahara N
  • 学会等名: The 15th Internal Symposium of Brain Edema and Cellular Injury
  • 発表場所: 日本大学会館(東京都)
  • 年月日: 2011-10-22
• [学会発表] ^Cu-ATSM PETを用いたglioma低酸素イメージング (2011)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,中野渡智,山田幸子,菅野洋,立石宇貴秀,井上登美夫,川原信隆
  • 学会等名: 第70回日本脳神経外科学会学術総会 (シンポジウム)
  • 発表場所: パシフィコ横浜(神奈川県)
  • 年月日: 2011-10-12
• [学会発表] Glioma治療のevidence と当施設での試み (2011)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,川原信隆
  • 学会等名: Expert Meeting
  • 発表場所: ロイヤルパークホテル(神奈川県)
  • 年月日: 2011-09-30
• [学会発表] 脳腫瘍外科領域における3次元手術顕微鏡システムの活用と課題 (2011)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,佐藤充,川原信隆
  • 学会等名: 第17回日本脳腫瘍の外科学会
  • 発表場所: パシフィコ横浜(神奈川県)
  • 年月日: 2011-09-10
• [学会発表] カツトオフ値に基づくメチオニン PET 情報を活用した悪性グりオーマの治療戦略と病理学的特徴 (2011)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,山田幸子,佐藤充,菅野洋,山中正二,稲山嘉明,川原信隆
  • 学会等名: 第17回日本脳腫瘍の外科学会 (シンポジウム)
  • 発表場所: パシフィコ横浜(神奈川県)
  • 年月日: 2011-09-10
• [学会発表] Multimodality MRI 誘導ナビゲーションシステムを用いた脳腫瘍生検術の初期経験 (2011)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,佐藤充,上野龍,中村大志高瀬創,川原信隆
  • 学会等名: 第20回脳神経外科手術と機器学会 CNTT
  • 発表場所: あわぎんホール (徳島県)
  • 年月日: 2011-04-08
• [学会発表] グリオーマ手術における治療成績向上を目的とした多角的アプローチ (2011)
  • 著者名/発表者名: 立石健祐,佐藤充,山田幸子,中村大志,上野龍,園田真樹,善積哲也,高瀬創,日暮雅一,村田英俊,横山高玲,菅野洋,川原信隆
  • 学会等名: 第5回神奈川脳神経外科集談会
  • 発表場所: 崎陽軒(神奈川県)
  • 年月日: 2011-02-19