研究課題
若手研究(B)
骨肉腫の培養細胞に、後期糖化産物受容体(Receptor for advanced glycation end-products: RAGE)を強制発現させると幹細胞マーカーであるCD133、CD24の発現が亢進し、腫瘍塊形成能が高く、また抗がん剤に対する薬剤耐性能も高くなることが示された。手術切除標本におけるCD133の発現は、有意な予後不良因子であった。さらに網羅的遺伝子解析により、RAGE遺伝子導入により細胞周期、細胞分裂に関わる分子が発現誘導されることが判明した。今回の研究成果から、RAGEが骨肉腫においてがん幹細胞マーカーの発現に関与し、がん幹細胞の性質を生み出す可能性が示唆された。
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