in situハイブリダイゼーション法や免疫染色法を用いてTGFBR-II flox/floxマウスにおけるタモキシフェン投与後の椎間板症発症までを経時的に解析したところ、椎体形成過程での終板成長板軟骨細胞の増殖および分化異常が明らかとなった。これら椎体形成異常の表現系はIGF-I全身投与により回復しなかった。次に、新規薬物療法の開発のために、TGFBR-II flox/floxマウスより単離培養した軟骨細胞からTGFBR-II欠失軟骨細胞を作製し,現在まで約2000種類の低分子化合物をスクリーニングしたものの、いまだヒット化合物を得られていない。
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