研究課題
若手研究(B)
本研究期間において、主としてスタチン製剤によるCD44の断片化抑制効果と、その作用機序についての解析を進めることが出来た。スタチン製剤は効果的にCD44の断片化を抑制し、その作用機序としてはLipid raftの構成成分であるコレステロールの生成抑制のみならず、Ras経路やRac/Rho経路の関与が強く示唆される結果であった。膜型MMPとしてMT1-MMP、ADAM10/17が関与するが、単独ではなく各MMPの相互作用によるものと考えられた。
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