研究課題
若手研究(B)
腎虚血再灌流傷害の新規治療法開発を目標に、新規ビタミンE誘導体であるETS-GSを用いて、ラット腎虚血再灌流傷害モデルに対する有効性について検討を行った。生存率や血清中腎機能評価、HE所見、電子顕微鏡所見等にて検討を行い、ETS-GSの投与により虚血再灌流後の腎傷害軽減効果を証明した。また、このメカニズムのETS-GS投与による酸化ストレス抑制効果の関与が示唆された。