研究課題
若手研究(B)
今回の研究でわれわれは新規抗酸化物質であるETS-GSの肝虚血再還流傷害軽減効果を検討した。使用したラットはWistar系雄性ラットの全身麻酔下肝虚血再灌流傷害モデルであった。軽減効果はETS-GSによる強力な抗酸化作用効果が関連していることが解明され、血液学的にASTやALT、LDHなどのトランスアミナーゼ値の低下および顕微鏡的な組織形態維持として、肝保護効果を新たに確認することができた。