研究課題
若手研究(B)
スタチンは前立腺癌に対して抗腫瘍効果のあることが報告されているが、まだそのメカニズムは明らかではない。今回、我々は、スタチン投与によって発現変化するmiRNAの同定、その発現変化のあったmiRNAのターゲットであるmRNAの中で、前立腺癌の進展阻害と関与するものを検討した。PC-3細胞において、シンバスタチン投与により、miR-210やmiR-375の発現は上昇し、特にmiR-210に関しては、癌と関連のあるINSIG1の発現を抑えることで、前立腺癌の進展が抑えられる可能性が示唆された。
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