今後の研究の推進方策 |
平成24年度はHPV58型のメチル化頻度の解析を行う。具体的にはすでに設計・注文しているプライマーを用いて、PCR増幅、シーケンスを施行し各々のCpGサイトのメチル化の有無に関して検討を行う。平成23年度に得られた結果とHPV58型のメチル化頻度と臨床情報の関連性より子宮頸部腫瘍のバイオマーカーとして有用か検討する。 また、当初の実験計画通り子宮頚腟部における炎症および腫瘍性病変におけるメチル化関連遺伝子異常の解析を行う。具体的な方法は、膣内に分泌されているサイトカイン・ケモカインを網羅的にMultiplex Immunoassay法にてIL-1β,-2,-4,-5,-6,-7,-8,-10,-12,-13,-17,G-CSF,GM-CSF,INF-γ,MCP-1,MIP-1β,TNF-αを解析する。
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