研究課題
若手研究(B)
ハイリスクHPVのメチル化の頻度やパターンをHPV全長に関して網羅的な検索を行い、子宮頸部上皮内病変・予後との関連性の検討を行った。。HPV52型・58型 L1遺伝子のメチル化はCINが高位病変になるほど高くなる傾向が認められた。更にHPV52型 L1遺伝子のメチル化は病変の予後と相関があり、CINに対する新規バイオマーカーとなる可能性が示唆された。次に腟内に分泌されているサイトカインを網羅的に解析した。解析結果よりCINのハイリスクHPV感染例では病変進行とともにMCP-1は発現低下し免疫逃避が、GM-CSFは発現上昇し宿主の抗腫瘍免疫応答が誘起されていることを示唆していた。
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