研究課題
若手研究(B)
フラビン蛋白蛍光イメージング法にて、マウスの大脳聴覚野機能を研究した。その結果以下の知見を得た。①先行持続音呈示後の一次聴覚野応答で、通常検出できないON、OFFに対応する二峰性応答を得た。②周波数変調音刺激で刺激中に急激に変調方向を変えると、UF、DP領域に特異的な反応が見られ、トレーサーで追跡すると内側膝状体レベルで一次聴覚野と異なる部位から投射されていた。③加齢性難聴マウスを用いた高音難聴マウスの聴覚野反応では、中等度以下の難聴では聴覚野マップに変化が見られなかったが、高度難聴になると中音域の活動が強くなっていた。④両側聴覚野同時測定では刺激側の対側聴覚野で応答が強い傾向であった。
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PLoS One
巻: 8(7) ページ: e68113