研究課題
若手研究(B)
抗癌剤投与の刺激により小腸からセロトニンが分泌され、それがセロトニン3受容体を刺激し、嘔気・嘔吐が引き起こされる。一般的に制吐剤として、セロトニン3受容体の阻害剤が使われている。しかし我々はイリノテカン自体がセロトニン3受容体の応答を抑制することを見出した。この結果によりイリノテカンがセロトニン3受容体の応答を抑制することで、制吐作用も有する可能性がある。
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Journal of neurochemistry
巻: 125(1) ページ: 7-15
Biochemical and Biophysical Research Communications
巻: 415(2) ページ: 416-20