研究課題
若手研究(B)
上気道粘膜免疫においてIgAは重要な役割を担っている。今回、インフルエンザ菌外膜の抗原蛋白であるP6とNKT細胞のリガンドであるα-ガラクトシルセラミド(α-GalCer)の経鼻免疫によりNKT細胞の活性化を介して抗原特異的IgAの分泌に必要なTh1/Th2型CD4+T細胞が誘導され、P6特異的免疫応答が起こることを明らかにした。これらの実験結果はNKT細胞の活性化による抗原特異的免疫応答の誘導が新しいワクチンストラテジーになる可能性を示唆するものと考える。
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Microbiol Immunol
巻: 55(8) ページ: 574-581