研究課題
若手研究(B)
原田病と診断されている9例16眼を対象として、点眼麻酔ののち、生体共焦点顕微鏡をもちいて角膜輪部を観察し、pallisade of Vogt部における角膜輪部基底細胞の長経および面積を計測した。平均年齢は51±12歳、男性13眼、女性3眼であった。原田病における角膜輪部基底細胞の長径および面積はおのおの16.1±1.1umおよび135±15um2であり、正常眼と比べて角膜輪部基底細胞が大きい傾向が認められた。原田病においては角膜輪部のメラノサイトが破壊され、それによって角膜上皮幹細胞ニッチが変化して、角膜輪部基底細胞が正常より大きくなっている可能性が示唆された。
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