研究課題
若手研究(B)
糖尿病網膜症などの虚血性網膜症は病的網膜血管新生を伴い視覚障害をきたす重篤な疾患である。脂肪由来分泌蛋白であるアディポネクチンは2型糖尿病や糖尿病の大血管障害に対して防御作用を有する分子である。我々は、アディポネクチン欠損・過剰発現マウスに対して酸素誘発性網膜症マウスを作製し、アディポネクチンが炎症性反応を抑制し、病的新生血管の進行を抑制することにより虚血性網膜症網膜障害を改善することを明らかにした。従って、アディポネクチンは虚血性網膜症の治療法開発の標的分子になりうる可能性を示唆している。
すべて 2012 2011
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件)
Diabetol Metab Syndr
巻: 4(1) ページ: 37
DOI:10.1186/1758-5996-4-37.
Circulation.
巻: 125(14) ページ: 1757-64
DOI:10.1161/CIRCULATIONAHA.111.067801.
Mol Cell Endocrinol
巻: 26;349 ページ: 248-54
DOI:10.1016/j.mce.2011.10.032
Proc Natl A c a d S c i U S A .
巻: 25;108 ページ: E899-906
DOI:10.1073/pnas.1108559108.
J Biol Chem.
巻: 286 ページ: 34552-8
DOI:10.1074/jbc.M111.277319.
J Biol Chem
巻: 286 ページ: 9840-8
DOI:10.1074/jbc.M110.197079.