研究課題
若手研究(B)
未熟児網膜症の動物モデルであるラット高酸素負荷虚血網膜症(oxygen-induced retinopathy: OIR)モデルに抗血管内皮増殖因子(vascular endothelial growth factor: VEGF)抗体を結膜下または硝子体内投与し、各投与方法での網膜新生血管への効果と薬物動態および網膜毒性を比較検討した。その結果、抗VEGF抗体結膜下投与は硝子体内投与にその効果は劣るものの、OIRの網膜血管新生抑制に効果を示し、薬剤が全身循環を経て片眼へも作用したと考えられた。薬剤の網膜毒性は認められなかった。
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The Showa University Journal of Medical Sciences
巻: 24(1) ページ: 11-9