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2012 年度 実績報告書

アディポサイトカインによる糖尿病網膜症における病態の解明と新しい治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23792023
研究機関関西医科大学

研究代表者

城 信雄  関西医科大学, 医学部, 講師 (50411533)

キーワードアディポサイトカイン
研究概要

脂肪細胞由来の分泌タンパク質、アディポサイトカインがある。生活習慣の変化に伴う過栄養や運動不足により蓄積された内臓脂肪より分泌されるアディポサイトカインが、全身の血管障害、炎症に関与していることが明らかになってきた。本研究では、アディポサイトカインによる糖尿病網膜症における病態の解明と新しい治療法を検討する計画を立てた。アディポサイトカインとしてアディポネクチン、レプチン、レジスチン、TNFα、MCP-1などが知られているが、その中でもアディポネクチンにまず注目した。糖尿病網膜症の硝子体内のアディポネクチンの濃度を測定したが、増加傾向にあるも有意な上昇ではなかった。これを増殖・非増殖と病期に分けて検討しても、有意な編変化を認めなかった。ほかのアディポサイトカインは硝子体内では、検出できる濃度ではなかった。硝子体内では現在のところ検出できるレベルでのアディポサイトカインの変化は糖尿病網膜症では起こっていない可能性が示唆された。
動物モデルの検討は、糖尿病モデルの作成が進まずに検討することができなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] スキャンレーザーを用いた汎網膜光凝固術後の硝子体手術中に網膜剥離を生じた1例2012

    • 著者名/発表者名
      吉川 匡宣, 山田 晴彦, 城 信雄, 舘野 寛子, 高橋 寛二
    • 学会等名
      日本糖尿病眼学会
    • 発表場所
      アクロス福岡(福岡)
    • 年月日
      20121102-20121103

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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