研究課題
若手研究(B)
マウス胎仔の腸管から神経堤細胞を外科的に除去した条件下において、外来神経線維の増生の有無を観察し、ヒルシュスプルング病の無神経節領域腸管と同様に外来神経線維が増生することを明らかにした。この結果、ヒルシュスプルング病における外来神経増生が二次的現象であることを示した。また、本疾患の新たな治療法の確立を目指して、SOX10-Venus マウスを用いた腸管神経系の発達を促進する要素を見出す検討を行った。腸管組織に細胞外マトリックスであるラミニンを添加することで、無添加の腸管より有意に腸管神経系の発達が促進されることを明らかにした。
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Pediatr Surg Int
巻: 29(11) ページ: 1205-1208
巻: 29(1) ページ: 9-12