研究課題
若手研究(B)
Autophagyと重症敗血症との関連を解明する目的で、単施設および多施設の2つのコホートを設定し、autophagy関連遺伝子多型の一つであるIRGM(+313)遺伝子多型と重症敗血症患者の臨床経過、転帰との関連を検討した。IRGM(+313)のTT homozygotesにおいて、重症敗血症患者の死亡率が有意に高かった。健常人のLPS刺激下でmRNA発現量を比較したところ、TT homozygotesで有意に抑制されていた。したがって、IRGM(+313) TT homozygotesは重症敗血症の病態下でIRGM発現の抑制に関与し、重症敗血症の転帰悪化をもたらしている可能性が示唆された。
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PLoS ONE
巻: 9 ページ: e91522
ICUとCCU
巻: 37 ページ: 585-592