研究課題
若手研究(B)
エムドゲイン(EMD)の破壊された根尖部歯周組織における影響について検証するため、ラット根尖病変モデルを用いて免疫組織化学的に解析を行った。その結果、術後28日目においてEMD群で顕著なセメント質の形成が認められ、EMDは破壊された根尖部において硬組織形成の誘導因子の一つとなる可能性が示唆された。また、ラット頭蓋骨骨欠損モデルを用いて、EMDと生体活性化ガラス(BAG)併用療法の硬組織形成能に及ぼす影響について評価した。その結果、EMDとBAGを併用することによって、術後28日目において顕著な新生骨の形成が認められたことより、骨再生に有用である可能性が示唆された。
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日本歯内療法学会雑誌
巻: 34 ページ: 22-28