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2012 年度 実施状況報告書

短縮歯列咬合が運動の滑らかさに与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 23792205
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

南 一郎  東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (70396951)

キーワード国際研究者交流(オーストラリア・シドニー大学)
研究概要

本研究は、短縮歯列咬合(SDA)によるチューイングガム咀嚼時の機能的影響を定量化することを目的としている。初年度において、健常有歯顎者の犬歯のみを用いた咀嚼と、小臼歯のみを用いた咀嚼を比較して、咀嚼効率は低下するが、運動の滑らかさには影響しないことを明らかにした。昨年度の到達目標は、下顎オトガイ下部に3軸の加速度センサー貼付して下顎運動を測定する方法を応用し、6軸センサーを用いたシステムを構築することを目的とした。解決すべき課題点はまだ認められるものの、顎運動測定装置との同時測定において高精度な測定が可能となった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究遂行中に3軸加速度センサーの発売中止があったため、入手困難となった。しかし、3軸加速度だけでなく、さらに3軸角速度も測定可能となった6軸センサーが発売されたため、将来性を鑑みて6軸センサーの検証を行うこととした。

今後の研究の推進方策

はじめに、構築したシステムと既存の顎運動測定システムの同時計測を行い、比較をすることにより、6軸センサーを用いた測定方法の妥当性の検証を行うものとする。

次年度の研究費の使用計画

次年度はデータ解析とまとめをメインに行う予定であるため、これらに必要な研究費の使用を行う。

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公開日: 2014-07-24  

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