研究概要 |
インプラント治療には,オッセオインテグレーションの形成が望ましいとされてきた.本研究では種々の細胞外蛋白の結合によりオッセオインテグレーションの機械的特性の低下を防止しているという仮説を立て,これについて検討することを目的とした.インプラントを回転させる時期によっては, トルク値および骨接触率が上昇したことから, 必ずしもオッセオインテグレーション獲得の過程でインプラントの回転が生じたとしても悪影響があるわけではなく, オッセオインテグレーション獲得を促進もしくは強化できる可能性も示唆された.
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