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2012 年度 実績報告書

11q13.3領域遺伝子増幅と口腔がんストレス応答骨破壊機構

研究課題

研究課題/領域番号 23792321
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

森田 圭一  東京医科歯科大学, 硬組織疾患ゲノムセンター, 特任講師 (10396971)

キーワード口腔がん / 骨破壊 / ゲノム増幅 / ストレス応答 / 11番染色体
研究概要

FADDを中心とした11q13.3領域遺伝子の機能解析を、口腔がん由来培養細胞における遺伝子組み換え変異型分子強制発現系を用いてがん発生機序を明らかにし、また、網羅的にゲノム構造異常を解析することにより、FADDのみならず11q13.3領域遺伝子の中で新たに重要であると予測される遺伝子についても検討することを目的とした。【11q13.3領域遺伝子の強制発現系における生と死への影響】11q13.3領域遺伝子の一つであるFADDの全長cDNAをクローニングし、発現ベクターにサブクローニングを行った。しかし、このベクターでのタンパク発現が非常に弱く、ウエスタンブロットで確認できない程度であったため、あらたにアデノウイルスベクターを購入し、サブクローニングをやり直すことになった。現在、ウイルスベクターへのサブクローニングは終了したが、発現の確認までは至っていない。
【遺伝子プロファイルでータを用いた11q13.3領域遺伝子の発現解析】口腔がん切除標本のホルマリン固定パラフィン包埋ブロックからDNAを抽出し、CGHマイクロアレイ解析を実施し、11q13.3領域の増幅を確認している。CGHマイクロアレイ解析の症例を増やすことで、11q13.3領域中の詳細な増幅範囲が絞り込まれ、11q13.3領域中でがんの発生、性質に関与する遺伝子候補が示された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 舌扁平上皮癌後発頸部リンパ節転移症例のFFPE組織を用いたゲノムコピー数異常解析2012

    • 著者名/発表者名
      森田圭一,プラディットルシャタムカヤヌント,松川祥,林深,小崎健一,稲澤譲治,小村健
    • 学会等名
      第50回日本癌治療学会学術集会
    • 発表場所
      横浜市
    • 年月日
      20121025-27
  • [学会発表] 口腔扁平上皮癌のFFPE組織を用いたゲノムコピー数異常解析2012

    • 著者名/発表者名
      森田圭一,プラディットルシャタムカヤヌント,松川祥,林深,小崎健一,稲澤譲治,小村健
    • 学会等名
      第36回日本頭頸部癌学会
    • 発表場所
      松江市
    • 年月日
      20120607-08

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公開日: 2014-07-24  

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