研究課題
若手研究(B)
味覚と嗅覚情報は、食の嗜好性を形成する上で重要な役割を果たしていると考えられている。野生型・嗅覚遮断ラットともに経管投与条件下では、血糖曲線は緩やかに上昇し、最大値は低下した。嗅覚遮断によって糖負荷後の最大血糖値は有意に低下した。嗅覚遮断ラットでは、全溶液摂取量及び全溶液摂取量中の糖液摂取量の比率は減少した。味覚及び嗅覚情報の遮断が、糖液摂取後の血中糖動態・甘味嗜好性を変化させることが明らかとなり、経口摂取に伴う味覚・嗅覚情報が血中糖動態に重要な役割を果たすことが示唆された。
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