研究課題
若手研究(B)
本研究では、CKがOSCCの新規予後因子としての可能性を解明することを目的として、口腔扁平上皮癌(OSCC)患者から末梢血を経時的に採取し、血中のCK陽性癌細胞と分化度との関連を検索した。OSCC患者20名において、CK17は20/20例、CK19は15/20例、CK20は12/20例の発現率であった。経時的検索では、その相対比はCK17で1:0.73:0.87、CK19で1:1.14:1.36、CK20で1:1.7:1.80であった。また、術後1か月の時点での予後良好症例と不良症例の比較では、CK17は0.69と1.38、CK19は1.02と1.82、CK20は5.48と0.09であった。
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RCAS1 in oral squamous cell carcinoma Journal of Translational Medicine
巻: (in print)
Journal of Cancer Research and Clinical Oncology
巻: 138(8) ページ: 1299-1310