研究課題
若手研究(B)
口腔癌患者は年々増加しており早期発見のための口腔癌診断システムの確立が望まれる。我々は癌マーカーとして期待されているテロメラーゼに着目し、電気化学的テロメラーゼ活性測定法(ECTA)を用いた口腔癌診断システムを考案した。口腔癌患者の口の中をブラシで擦過し採取した癌細胞を用いテロメラーゼ活性を ECTA にて測定したところ、ECTA による口腔癌診断の感度は 83.3%、特異度は 81.8%であり、本方法は口腔癌診断システムとして有用であることが示唆された。
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Clin Chem
巻: 59 ページ: 289-95
分析化学
巻: 61 ページ: 243-250