研究課題
若手研究(B)
親知らずの歯髄を末梢神経再生に役立てることを研究目標とした。ラットの歯から歯髄を採取し、歯髄細胞をチューブ内に注入して人工神経を作成した。そして、ラットの顔面神経欠損に同人工神経を移植した。同人工神経は、ラット顔面神経欠損を機能的、電気生理学的に再生させた。次に、ミニブタの歯の抜歯を行い、ミニブタ歯髄細胞を組み込んだ人工神経を作成した。そして、同ミニブタの顔面神経欠損に人工神経移植を行った。術後4ヶ月の評価におい、人工神経は神経断端を架橋しているものの、チューブ内に再生神経は確認できなかった。チューブの形態、歯髄細胞の移植数が影響しているものと考えられ、条件のさらなる検討が必要である。
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