研究課題
若手研究(B)
口腔粘膜疾患におけるEGFRシグナル伝達をmRNAおよび蛋白レベルでの発現解析を行った結果、白板症ではErbB4が正常口腔粘膜と比較して有意に高発現しており,さらに上皮異型性と相関していることが明らかとなった. さらに白板症ではErbB1-3の共発現を伴っていることが明らかとなった. ErB4の過剰発現は口腔扁平上皮癌ではすでに報告されているが,前癌病変での発現解析の報告は本研究が最初であり,EGFRシグナル伝達が口腔前癌病変の病態形成に伴って発現していることから、癌化メカニズムに直接関与する可能性が示唆される結果となった.
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Medicine and Pathology
巻: (in press)
International Journal of Oral Science
巻: 5(1) ページ: 14-20
http://ccs.tsurumi-u.ac.jp/oms