研究課題
若手研究(B)
マウス口蓋形成後の口蓋裂発生原因遺伝子と考えられるMEOX2遺伝子に着目し変異部位を明らかにすることを目的とする。日本人口蓋裂患者99名に対して血液サンプルからDNAを抽出し、MEOX2 (NM_005924 3exons)の遺伝子変異exon部とその前後のintron部の塩基配列をシーケンス解析した。MEOX2遺伝子のexon3部におけるアミノ酸変異を認めた。MEOX2遺伝子は、頭蓋および顔面の骨格異常との関係が示唆されており、発達した口蓋や、筋形成などに影響することが知られている。本研究より口蓋裂発生にMEOX2が関連し、口蓋突起癒合後の解離に影響を与えている可能性が示唆された。
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日本口蓋裂学会雑誌
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