研究課題
若手研究(B)
野生型マウスの脳で食べる機能の調節に関わる分子について解析した。脳の満腹中枢で、摂食促進ペプチドのセレベリン1(Cbln1)のmRNAとグルタミン酸トランスポーターVGluT2のmRNA、脳内マリファナとも言われる内因性カンナビノイドの受容体のひとつであるCB1のmRNAがそれぞれ一部共発現していることがわかった。よって、Cbln1とCB1がグルタミン酸作動性の同じニューロンに発現し、摂食の調整に関与している可能性が示唆された。