セクレチン型のGPCRクラスB (GPCR-classB: GPCR-B)を介した新規骨再生治療法開発を目的に、骨芽細胞に発現するGPCR-Bの検索を行った。In vitroにおける骨芽細胞培養系のモデルとしてMC3T3-E1を使用しGPCR-Bの中でもインクレチン受容体として知られるGIPR, GLP-1Rについて検討を行ったところ、その発現が認められ、またqPCRによる定量評価を行ったところBMP-2添加によってその発現が増強することが確認された。現在、骨芽細胞におけるインクレチン受容体を介した骨代謝制御メカニズムを検討中である
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