研究課題
若手研究(B)
LPSによる感作ラットの歯肉溝へLPSを24時間ごとに投与していくと、10日目からアタッチメントロスが観察された(感作群)。さらに10日以降では歯槽骨頂部の吸収も見られた。反対に非感作ラットでは、10日目まではアタッチメントロスおよび歯槽骨の吸収は認められず、20日以降では有意な増加が認められたが感作ラットと比べてその変化は少なかった(非感作群)。感作群10日目において、接合上皮及び上皮下結合組織に抗原と抗体とともに免疫複合体を形成するC1qBの発現が認められ、アタッチメントロスへの免疫複合体の関与が示唆された。
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J Periodontal Res
巻: 47(5) ページ: 674-80
DOI:10.1111/j.1600-0765.2012.01486.x.