研究課題
若手研究(B)
血中の炎症性サイトカインの測定には 96 穴プレートを用いた Sandwich enzyme-linked immunosorbant assay (Sandwich ELISA)法が主に用いられている。しかし、Sandwich ELISA法では、1 回の測定に 50 ~100 μlのサンプルを必要とし、測定に 2 時間以上かかるため、迅速診断には用いることができない。そこで、本研究では微細化インクジェット装置を用いて抗体をマイクロ流路内に固定化し、マイクロ流路内で抗原抗体反応を行うことで、正確に、高感度に、迅速に、省サンプルで血中の炎症性サイトカインである Interleukin-6 (IL-6) と Tumor Necrosis Factor-α(TNF-α)の測定を可能にした。
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PLOS ONE
巻: 8(1) ページ: e53620
DOI:10.1371/journal.pone.0053620